トロビンチョウ フリーマントル沖限定4~6月漁獲 居酒屋メニュー

いまや何もかもトロビンチョウと言っていますが、脂がのってこそのトロビンチョウです。

やはり延縄船で漁獲されたビンチョウはいいですね。

一本釣りで漁獲されたビンチョウは鮮度劣化が早いです。

 

10キロ以上の脂ビンチョウスキンレス

居酒屋メニューとしてはこれでは使いづらいので、

尾と頭をカットしました。

これでも使いづらいです。

赤身が多い部分と脂が多い部分にわけました。

形が不細工でないか! と言われればプレートカットも可能です。

 

イメージ画像(これに先の部分=尾、頭 がないと思ってください)

 

マグロは1尾ずつ中身が違いますから、トロビンチョウで仕入れても脂のりに違いがあります。

左の握りは赤身が多い部分です。

右の握りは脂が多い部分です。

これも脂の部分ですが、グラデーションが綺麗ですね。

このビンチョウは脂のりのどちらかといえば少ない方です。

 

これはすごいですよ。

ほぼ全身脂です。

同じグレードで仕入れてもやはり差がでます。

全身脂をくれ!といわれてもつらいです。

 

ビンチョウマグロの欠点

ビンチョウは内臓を処理せず凍結します。よって、血飛びしやすいです。

これはどうしようもないので、頭に入れておいてください。

実際、量販店さまと商談しても「血飛びが・・」といわれます。

が、それをしのぐフリーマントル沖の旬に漁獲された脂ビンチョウだと思います。